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【53日目】100日旅するまめぴよ 「オズの魔法使い-9」グリンダ

100日投稿

100日曼荼羅アート 53日目-クワドリング

☆現在、まめぴよが迷い込んでいる物語
オズの魔法使い
ドロシーと飼い犬のトトは、ある日竜巻に巻き込まれ、家ごとオズの国に飛ばされてしまいました。カンザスの自宅に帰るねがいをきいてもらうため、大魔法使いのオズ大王に会うためエメラルドの都をめざします。それぞれに願いごとを持った、かかし、ブリキの木こり、ライオンと共に旅する物語。
(登場するキャラクターや内容・解釈は、ななのアレンジが結構加わっておりますので、ぜひ原作の『オズの魔法使い』のストーリーも読んで楽しんでみてくださいね!)

【53日目】100日旅するまめぴよ 「オズの魔法使い-9」グリンダ

クワドリングの国

目を覚ますとそこは、クワドリングの国でした。
赤い壁、赤い屋根、赤い柵、赤い洋服を着た人々の街です。

クワドリングの民「おや?みなれぬ格好のあなた!どちらから参られたので?」
まめぴよ「こんにちは。えぇと、本の外からやってきました……。」

クワドリングの民「やゃ!良く見てみれば、あなた、オデコの印が!お城へ向かわれなさいな!」
まめぴよ「オデコの印があると、お城へ?」
クワドリングの民「よい魔法使いの魔法の印!それはもう、お城へ向かわれるべきですよ。グリンダ様へ、ごあいさつに参られなさい。そこを右に出て、大きな通りをまっすぐ行ったところにお城がありますよ。」
まめぴよ「はい、ありがとうございます。」

街のひとにすすめられるまま、まめぴよはグリンダのお城へ向かうことにしました。

グリンダのお城

グリンダのお城につくと、まめぴよは中央の門の前に向かいました。
赤い服の門番の女の子がやってきて、まめぴよのオデコの印に気づくと、中へ通してくれました。

テーブルのある部屋に案内され、席に着くとお茶とケーキを出されました。

まめぴよは、レディ・グレイの紅茶の香りを、鼻からゆっくりを吸い込み、
ホッとひといきつきました。
久しぶりの温かい紅茶に、心が落ち着きました。
そして、赤色のベリーのソースをまとったドーム型のケーキが
美しい模様をしたお皿に乗っていました。
そのドーム型のケーキにフォークを入れると、
中は淡い緑色をしたピスタチオのクリームと真っ赤なベリーゼリーが顔をのぞかせました。

まめぴよは、久しぶりに甘いケーキを目にしたせいなのか、
美味しそうすぎて、ほっぺの奥がキュっと痛くなりました。
まめぴよは、香りのよい美味しいスイーツをゆっくりと味わいました。
まめぴよ「とってもおいしいケーキ……!」

まめぴよがケーキを食べ終えたのを見はからって、
赤い服を着た案内係の女の子がやってきました。
案内係「こちらへどうぞ。グリンダ様がお待ちです。」

グリンダ

案内された広い部屋には、
まっしろなドレスを着た、赤い巻き毛に青い瞳の美しい女性が大きなイスに座っていました。
この本の世界では、白色は、良い魔法使いのみが身にまとえる色です。

グリンダ「よくぞ最後のページまで参られました。あなたが、まめぴよね。」
まめぴよ「どうして、名前を……?」
グリンダ「私は、南の魔女 グリンダ。北の魔女から知らせは受けておりますよ。」
まめぴよ「そうだったのですね。北の魔女さんにもらったオデコの印のおかげで、無事に最後のページまでたどり着くことができました。」
グリンダは、ほほえみ深くうなづきました。

グリンダ「よくぞオズの宮殿で旅を諦めることなく、先へ進むことを決めましたね。」
まめぴよ「……前に進むこと、本のなかで出会ったともだちたちと約束してきたんです。」
グリンダ「あなたは、本の中で出会った者たちを、友と呼ぶのですね。」

まめぴよ「背中を押してくれたり、心から応援してくれたり、みんな、とても良くしてくれて……。たいせつなともだちたちです。」

すると、まめぴよの目の前の床がキラキラとしはじめました。
じっと見ていると、キラキラとした床から赤く輝く宝箱が現れました。

宝箱の中身

まめぴよが、床から現れた宝箱に驚いていると、グリンダは言いました。
グリンダ「まぁ、すてきな箱が現れましたね。あなたの箱よ。開けてみたらいかがかしら?」
まめぴよは、宝箱に近寄ってみました。
まめぴよ「この箱、カギがかかっているみたいです。……あ!」
グリンダ「そうです。」
グリンダはニッコリ笑いました。

この箱こそ、北の魔女のページで出てきた黒いカギを使って開ける箱だったのです。

まめぴよは、黒いカギを使い、赤い宝箱を開けました。
中には、厚みはそれほどない黒色の表紙をした絵本のような大きめの本が入っていました。

まめぴよは本を取り出して、グリンダに見せました。
まめぴよ「大きめの本が、入っていました。」
グリンダ「まぁ、その本には何が書いてあるのかしら?」
まめぴよは、本を開こうとして驚きました。
まめぴよ「この本、ページがくっついているのかな、まったく中を開けません…!表紙には、タイトルなのかな、黒くて良く見えないけれど、何か書いてあります。どういうことでしょうか…。」
グリンダ「……あなたの本ね。」

まめぴよがなんとか文字を読もうとしていると、
グリンダは、目を閉じクルッと魔法の杖で小さな円を描きました。
すると、その円から赤いキラキラが沸き出し、中から切り絵が現れました。

グリンダ「この物語の本は、このページでおしまい。さぁ、まめぴよ、次の本へ旅立ちなさい。」

まめぴよは、切り絵を受け取りグリンダにお礼を言うと、
開けない本をかかえ、特別な本の新しいページに切り絵を貼りつけました。

(切り絵はTwitter Instagramにて、今夜UP予定)

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