
【1日目】旅するまめぴよ「The Blue Bird-1」チルチル
帰宅
まめぴよは、帰宅するとすぐにシャワーを浴び、
疲れやモヤモヤを洗い流します。
そして、やっとほっとひといき。
軽い夕食を食べながら、買ってきた本を取り出しました。
『The Blue Bird』
…青い鳥、かな?
ページをめくりました。
クリスマスの夜のお話かぁ。。。
ちょっと季節外れだったなぁ(笑)
【青い鳥】メーテルリンク原作
チルチルとミチルの兄妹は、おばあさんに「幸せの青い鳥」を探してほしいと頼まれます。そして、さまざまな国へ旅立ち、各地で青い鳥を見つけるものの、国を出たとたんに鳥は姿を変えてしまい、どうしても連れて帰ることができない。。。
眠りにつくと…
明日の準備をして、ベットに入り眠りについたまめぴよ。
「…ねぇ、ねぇ」
どこか遠くで、声が聞こえます。
「きみさ、こんなところで寝ていたら風邪ひくよ」
耳元で、声が聞こえました。

まめぴよが目を開けると、鳥かごを持った少年が立っていました。
チルチルに出会う
「…ここは??」
まめぴよは、ふわっふわの落ち葉の上に寝ていました。
「いくら昼間だからって、この季節に外で昼寝は風邪ひくよ。」
少年は笑いました。
少年「僕はチルチル。青い鳥を探して旅をしてるんだ。きみは?」
まめぴよ「まめぴよ、だよ。
家のベットで寝てたんだけど…。ここどこかな?夢の中?」
チルチル「ここ?ここは夢の中ではないよ」
チルチルは笑いました。
まめぴよ「いま何時?仕事があるから会社に行かなくちゃいけないんだけど!」
ここどこなの??どうなってるの?
まめぴよ大混乱です。
チルチル「会社?よく分からないけれど、行くべきところがあるなら急がないといけないね。」
まめぴよ「うん、とにかく早く家に帰らないと」
チルチル「もうすこしきみとお話したかったけど、急ぎなら仕方ないよね。」
チルチルは、お花を形どった紙を差し出しました。
(お花の切り絵はInstagramで夜にUPされます)
チルチル「これ、君の黒い本に使って。次のページの人はものしりだから、きっと力になってくれるよ。また君に会えると良いな!」
まめぴよ「…黒い本?」
いつからでしょう、まめぴよの手には、厚みのあるズッシリとした
手のひらサイズの黒い本が握られていました。